人民月報

夢はベッドでドンペリニヨン

デスマーチ次女

次女の通う小学校で、週明けの月曜日に創立記念の式典がある。6年生の次女は、そこでほかの男子児童ひとりと一緒に、宣誓的な短いスピーチを、皆の前で披露しなければいけないらしい。

それを先生から言いわたされたのが、この金曜日。スピーチの原稿は、土曜日の今日、学校から持ち帰っているiPadに送信されてきた。その原稿を土日の間に暗記して、月曜朝イチ皆の前で喋れということだ。ちらっと見せてもらったら、男子児童との掛け合い形式で、iPadの画面1ページ分あった。

これはアレだ。

「月曜朝からプレゼンだから目、通しといてね」と、上司から土曜日にメールが来るヤツだ。

しかも紙媒体なら金曜日にもらえたはずの資料が、通信機器の発達により土曜日の発送が可能になってしまったヤツだ。

小学生も案外大変なんだなと思った。