人民月報

夢はベッドでドンペリニヨン

胸にあふれるこのリズム

先週の土曜日、大阪から、久しぶりにお会いする方々が遊びに来てくれた。俺が大阪に行くたびに、いっしょに酒を飲んだり、酒を飲ませてくれたり、お土産に酒を下さったりするすてきな方々だ。

松阪に来るのは初めての人が殆どで、ホルモンを食べたり、とっときの居酒屋へご一緒した。なかなか堪能していただけたと思う。

ふだん歩いている町や、ごはんを食べている店を面白がってもらえると、うれしいと同時になにか不思議な気持ちになる。同じように、自分みたいなモンに会いに来てくれるということも、本当に不思議なことに思える。記憶は霧の中だが、何で来てくれるんすか?とか訊いてしまったかもしれない。

お土産に、美味しいお菓子を沢山いただいた。次女が驚いていた。

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美味しいものを食べたときだけ露出する次女の眼球

次女は日曜日、ミニバスの最後の公式戦を1勝1敗で終えた。良いところも悪いところも今まで通りだったが、今後もカップ戦等の非公式戦に、可能な限りチャレンジさせてもらえることになった。コロナ直撃世代の彼女たちは、これまで試合どころか練習をする機会も限られていたので、次学年への引継ぎを卒業ぎりぎりまで引き延ばそうということだ。それでも、何も変わらないかもしれないが、それも次女たちの自由だ。

 

月曜日にはサプライズがあった。今、雄猫が罹っている病気は、猫白血病由来の悪性リンパ腫だ。この猫白血病は、家猫の場合、餌場やトイレの共有で伝染する可能性がある。まだ発症はしていないが、兄妹である雌猫にも伝染しているのはほぼ間違いないと思っていた。が、この日、病院で血液検査をしてもらった結果は陰性だった。

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すぐに5種ワクチンを打ち、副反応で2日寝込んだ

雄猫がもうすぐいなくなる悲しさが和らぐことはない。だけど、それとは並列の、パラレルワールドみたいな感情は、雌猫が健康だった喜びにあふれている。緊張の果てに笑いの衝動が襲ってくるように、人間の感情は一枚ののっぺりしたものではなく、色んな角度、色んなタイミングから容赦無く刺し込まれてくる出来事に翻弄されつづけているのだと思う。そのリズムが、生活をつくっていくのだ。

 

火曜日には、また違う種類のサプライズがあった。

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唐突に 現金書留 来る

なんと2回目の当選だ。

生活はエキサイティングだ。

「毎日はエブリデイや」と言うオッサンがいた。当時は何言うとんねんオッサンと思っていたが、今ならよくわかる、ああ毎日はエブリデイだ。