人民月報

夢はベッドでドンペリニヨン

黒猫ニューイヤー

年が明け、黒猫を獣医さんに診てもらいに行った。年末、「標準体重よりだいぶ発育が遅いが、特段何も無ければ、次の診察は年明けで良いでしょう」と言われてから、ひと月ぶりだ。

 

我が家にとっては、勝負だった。

 

もともと、獣医さんには、生まれたての、目も開いていない黒猫を連れて行ったときは、「母猫の初乳を飲んでいないので、育つのは難しいかもしれません」と告げられた。

目が開いてから連れて行ったときには、「標準体重からだいぶ遅れているので、大きくなれない可能性もあります」と言われた。

 

だけど黒猫は、モリモリ飯をたべるし、モリモリウンチをするし。これが育たないなんて、あってはならない。ともあれ年末年始の我が家は、コイツの体重を増やすことを最重要ミッションとして動いたのだ。

 

その結果を仰ぐ、年始初めての診察だ。診察室に入れるのは2人なので、お世話に精を出した順で、嫁と長女に入ってもらった。

 

結果は、1キロには満たないが、900グラム超え、まだまだ小柄なものの、危険水域は脱したと診断された。血液検査もしてもらい、異常なし!年末に雄猫を猫白血病で亡くしている我が家にとっては、これは腰が抜けるほどうれしかった。これでやっと、年が明けたと思った。

 

獣医さんは、キャリーケージから出して診察台に載せたとき、第一声「うわぁ…こんなに…!」と仰ったそうだ。聞きたかったなーそれ!録音しといてもらったらよかったな!

 

一昨年の夏、猫2匹を飼い始めたときは、コロナの緊急事態宣言のときだった。どこへも行かれないだろうから、面倒を見れるだろうと引き取ったのだが、後になってみれば、猫たちがいてくれなかったらどんなに味気ない毎日だったろうと思う。

今回も、また感染が再拡大しているタイミングだけど、相変わらず我が家はそれどころではない。良いことと悪いことは、いつも裏表でやってくる。どこへも出掛けられないというのは、猫と飽きるまでゴロゴロできるということなのだゴロゴロ。

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