昨日1月3日は次女と三女の所属するミニバスチームの練習初め、松尾小学校から松尾神社までのランニングだった。
距離は大したことはないが、松尾神社は小さい山の上にあるので階段上りがなかなか難儀だ。上りきると良い具合に身体が暖まる。
社務所の横に、手水所がある。今回初めて、立看板をじっくり読んでみた。
たいへん有難い神様だったことが判明。
調べてみると、京都に松尾大社という「醸造祖神」といわれる神社があるようだが、この松尾被りは偶然だろうか?
参拝した後、宮司さんが色々教えてくださった。
手水所の横にある井戸は、酒造りに適した水質であり、古来から酒造に縁起が良いとして近辺の酒蔵に大事にされ、彼らが資金を出し合って整備したものである…。昔はこの水を使って酒造をしていたこともあるようだが、近年はすっかり廃れてしもうた…。何年か前、山田錦の酒米を栽培し、井戸の水を使った酒造りを再現しようとしたが、酒造免許等の絡みで、神社で酒をつくるのは難しいとわかった…。それならばと、酒蔵に酒米と水を持ち込むべく掛け合うたが、今度は製造ロットの問題があり、一升瓶1,000本単位でないと難しいと言われてしもうた…。
探偵ナイトスクープに持ち込みたくなるようなストーリーがあった。話って、聞いてみるものだなあと思う。今年も耳を突っ込んでいこう。
この後、松尾小学校までの帰り、次女にお年玉を賭けたマラソン対決を仕掛け、最終コーナーで捲られて俺のお正月は終った。